朝が来た。


と思うより先に目が覚める


(久々にいい睡眠だったんじゃないか…?)


普段なら残業の疲れを残したまま起きてしまうのだが、昨晩はレム睡眠など無かったかのように深い睡眠がとれたようだ



と、通常と比べていささか妙な考えを巡らせている内に昨夜の出来事が思い出された



隣からはかすかな寝息。 その発信源たる少女を起こすかどうか躊躇いもあり、俺はしばらく布団にくるまれたままでいた



「ん〜〜〜! マントヒヒ〜〜〜!」


隣から寝言らしき声が…どんな夢みてんだ



呆れたようなほっとしたような安心感を感じさせる少女に布団をかけ直し、素直に起き上がることにした



「さてさて、うるさいお姫様が起きる前に…今日は目玉焼きだな」


俺は今日も平和な1日のスタートを切る
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